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悪質なホームに気をつけろ② ~入居一時金,月額費用に関する苦情・相談事例~
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
本日は上岡榮信さんの著書「老人ホーム探し50の法則」からコラムを紹介させていただきます。
独立行政法人国民生活センター,東京都消費生活総合センター,神奈川県などに寄せられた
苦情や相談事例を紹介します。
わかりやすくするため,表現を変えたところもあります。施設のチェックの参考にして下さい。
・老人ホームの対応が不適切で入居後数ケ月で退去した。一時金が全額戻ってくるものと思っ
ていたが,「入居時に一括償却」という契約内容を理由に返還してくれない。
・契約書には書かれていない費用が,後になってから請求されるようになった。
・退去時に想定を超える原状回復費用と清掃代を請求され「入居一時金の返還金から差し引く」
と一方的に通告された。
・退去後,入居一時金の返還金が予定の時期になっても戻らない。
・母が入居数日後に亡くなった。死亡の場合は90日以内でも入居金を全額返金しないと言われた。
・全介護になっても無料で介護を受けられると言われたが,経営者が変わり料金改定等同意書へ
のサインを求められ,高額な請求をされた。
・人件費の値上がりのため,2ヶ月後に利用料金を値上げする予定と言われた。
・叔母が有料老人ホームの入居申込みをしたが,高額な入居一時金の保全処置が取られていな
いので不安になった。解約したい。
・老人ホームで骨折し入院,そのまま施設を数日後に退去することになった。契約書には入院が
理由の退去は日割り計算で室料清算すると記載されているのに,来月分も請求するという。口頭
で説明したというが,一切聞いていない。
大阪の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
0120-788-334
shoukai.center@gmail.com
悪質な老人ホームに気をつけろ① ~介護に関する苦情・相談事例~
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
本日は上岡榮信さんの著書「老人ホーム探し50の法則」からコラムを紹介させていただきます。
独立行政法人国民生活センター,東京都消費生活総合センター,神奈川県などに寄せられた
苦情や相談事例を紹介します。わかりやすくするため,こちらで表現を変えたものもあります。
施設のチェックの参考にして下さい。
・経験のあるヘルパーが定着せず,経験の浅いヘルパーが多くを占めるようになり,今後も適切
な介護サービスを受け続けられるのか心配だ。
・夜間,頻繁にナースコールが鳴るため,すぐに対応してもらえない利用者がいる。
・ベットに縛り付けるなどの身体拘束をしている。
・施設長の対応が不誠実。意見や要望を言っても受け流すだけで改善しようとしない。
・職員の言葉づかいが乱暴で,威圧的に感じる。
・母が介護付き有料老人ホームの居室で車いすごと転倒し,顔の骨を折るけがを負った。施設
にきめ細かな見守りを要望したが拒否された。
・契約時に約束した日常のケアがなされていない。
・ヘルパーの数が確保できないためなのか,日中は職員室前のリビングに多くの利用者が集め
られて,座ったまま過ごしている。
大阪の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
0120-788-334
shoukai.center@gmail.com
介護老人保健施設
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「山本」です。
このブログに登場するのは初めてになります。今後ともよろしくお願い致します。
今日は、営業中の出来事について書きたいと思います。
病院のソーシャルワーカーの方と話していると、入院患者の退院後の行き先としてよく、
「介護老人保健施設(通称:老健)」へ行くというのをよく耳にします。
本日訪問した、老健では、空室が目立ち、入居者の募集を行っているようです。意外にも、
入居者集めに苦労している老健もあるようです。
老健とは、在宅復帰を目的として、リハビリなどに力を入れている施設のことです。
そして、通常の老人ホーム同様、食事や排せつ介助などもしてくれます。
費用も有料老人ホーム・サービス付高齢者向け住宅などに比べて安く、年金受給者でも
入りやすいのが特徴です。
ただ、通常の施設であれば、終身での入居となるケースが多いですが、入居者の方の
状況を見たうえで、一定期間での更新があり、老健は終身ではなく、短期間で退去
しなければなりません。
弊社では、老人ホームだけでなく、老健の紹介も行った上で、
退去後の相談も承っております。費用面・地域面などを考慮した上で、
その方に合う施設を中立公正な立場からご提案させていただきます。
大阪の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
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老人ホーム探し「50の法則42」
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
本日は上岡榮信さんの著書「老人ホーム探し50の法則」から分析・決断の法則として
「法則42」を紹介させていただきます。
法則42:一番大事なことを書面にしてくれるか
法則36で述べた通り,契約書で良心的なホームか悪質なホームかを見抜くのは困難
です。契約書と管理規定,重要事項説明書の全部に目を通すのは大仕事。高齢の
ご本人はもちろん,子ども世代が立ち会ったとしても,契約書の不備探しをするなんて
とても無理な話です。相手側に何らかの悪意があれば,たとえ契約書の不備や罠を
見破ったとしても,また別の罠が待っているだけ。そんなことで神経をすり減らし,日々
を暮らすなんてナンセンスです。
ホーム選びの目的は施設のあら探しをすることではなく,残りの人生を託せる良いホ
ームに入ることにあります。そうであれば,経営トップや施設長や法人の誠実さを見る
ことの方が大切です。リスクを避けるために契約書の読み方を研究するより,「この人
いいな」「この会社になら自分の生活をお任せできそう」と思う感性を大事にしたほうが
いいというのが私の考えです。
契約書のチェックで一つだけポイントがあるとすれば,「自分が一番気になっているこ
とが契約書に載っているか」を確かめてみることです。
例えば,あなたが「ホームで看取りをしてもらいたい」と思っているとしたら,それを実現
できるホームでなければ入る意味がありません。このほかに,「認知症がひどくなっても
住み替えはしたくない」「自力で痰を出せなくなったとき,痰の吸引をしてほしい」「自分
は延命治療をしないでほしい」など,様々な考えがあるはずです。
気になっていることに関して記載がない場合には,契約書に特約条項を付けてもらう,
もしくは,手書きのメモでもいいので署名・捺印してもらう心づもりが肝要です。そのとき
の相手の反応が,まさしく良心的なホームか悪質なホームかを見抜ける瞬間といえます。
契約者である経営トップがその場にいない場合は,生活相談員か介護支援専門員が
対応するケースが多いですが,あなたの要望に対して「わかりました,伝えておきます」
「私が必ずやります」と言ってくれたとしても,安心できません。異動もあるので,5年後,
同じホームにいることはまずないでしょう。口頭で済ませるだけのホームだったら,それ
以上近づかないのが一番です。
大事なのは「書面に残してくれるかどうか」 です。それがトップの署名でなくても,文書が
あれば,いざというとき法的な根拠になります。書く側にとっては重い責任を負うことにな
りますが,入居者の気持ちに応えて特約条項を追加してくれる,覚書を書いてくれるホー
ムであれば,あなたが最も大切にしている願いをかなえるために,どうにか努力してくれる
でしょう。
それが老人ホームで暮らす信頼関係の第一歩であるともいえます。裏を返せば,初めか
ら良い関係を築くためにも,入居前に「ホームにしてもらいたいことは何か」について,自
分の意思を明確にしておくことが大切です。
大阪の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
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