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絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方 ~第2章~
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
本日は上岡榮信さんの著書「絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方」第2章
「日本の高齢者の住まい方」から,ご紹介させていただきます。
~第2章~ 日本の高齢者の住まい方
「施設との情報格差を意識して,よい情報を収集する」 ~前編~
予算が決まり,具体的な条件だしまでできたら,いよいよ情報を集めにかかりましょう。
情報収集は,ホームページ,自治体の窓口,インターネットの口コミ,新聞・テレビ・雑誌
の広告などで行うことになります。基礎知識を学ぶために本を読んだり,社団法人全国有
料老人ホーム協会等が主催するセミナーや勉強会に参加してみるのもいいでしょう。
もちろん,民間の有料老人ホーム紹介センターを利用するのもいいのですが,特定ホーム
のヒモつきの可能性もあるので,まずは情報収集だけにとどめ,相手の言うこと(お勧め老人
ホームなど)を100パーセント鵜呑みにするのは避けたいところです。
情報収集から入居までの,主な流れは次の通りです。
①該当の都道府県の有料老人ホームを探す
自治体の窓口(都道府県の福祉課,介護保険課)にある有料老人ホームの一覧表をもらい
該当地域を選定する。
↓
②入居可能な老人ホームを検討する
該当する地域の有料老人ホームの開設年月日,規模,入居一時金,月額利用料,食費
サービス内容などを比較検討し,5~6の候補を選出する。
↓
③候補になったホームの比較検討,絞り込み
該当老人ホームのホームページを見る,もしくは,パンフレットを取り寄せ,比較検討する。
その際,重要事項説明書などの資料を請求し,ホームの設置者,設備,職員配置,利用
料金など,パンフレットだけでは不足しがちなホームの概要を確認するとよい。その中から
さらに2~3の候補に絞り込む。
↓
④該当老人ホームの見学を申し込む
該当老人ホームを見学する。可能であれば,入居者と一緒に昼食など同じメニューを食べ
てみると老人ホームの雰囲気をつかみやすい。見学の際,確認したい項目,チェック表
質問表,カメラなどを用意しておくとスムーズ。気に入れば体験入居(できれば2~3回)を
申し込む。
↓
⑤条件などが合えば,契約する
気に入った老人ホームが見つかり,条件(とくに健康状態,身元引受人)が合えば,入居時
入居後の費用,資金繰りを再確認して申し込む。その後,契約書にサインし,入居。
(以下,後編にて)
大阪の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
0120-788-334
shoukai.center@gmail.com
絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方 ~第2章~
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
本日は上岡榮信さんの著書「絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方」第2章
「日本の高齢者の住まい方」から,ご紹介させていただきます。
~第2章~ 日本の高齢者の住まい方
「住みたい場所はどこなのか決める」
ここまでで,有料老人ホームというのは本来,介護よりライフスタイルを楽しんでこそ,その
醍醐味を味わえる場所であるということが,何となくおわかりいただけたかと思います。もち
ろん,経済的には特別養護老人ホームなどの公的施設に入りたいが,入居待機者が何
百人という状態で,必要に迫られて有料老人ホームを選択する,という方もいらっしゃるで
しょうが,「自分らしい人生を,できる限り継続させるために入るのが有料老人ホーム」と考
えていただいていいと思います。
そこで資金計画を立てたら,第3ステップとして,入りたい有料老人ホームの「条件の優先
順位」をつけることをおすすめします。
先ほども述べましたが,不動産を処分してまで入居した場合,気に入らないからといって
別のホームを探して入居し直すということはあまり現実的ではありません。なぜなら3000万
円の入居一時金を払ったとしても,たいていの場合,頭取り(初期償却)といって,一時金の
15~30パーセントが入居と同時に償却されてしまいます。通常90日以内の退去であれば
クーリングオフが適用され,ほぼ全額戻ってきますが,1年後,2年後の退去となると,償却
年数に伴い返還金がどんどん少なくなります。1000万円,2000万円を捨てても出ていく
という人はごくわずかでしょう。
だからこそ「これだけは絶対に譲れない」というポイントを,立地,居室,食事,環境など,項
目ごとに具体的に挙げてみることが大切です。100パーセント満足することはありえないでし
ょうが,少なくとも,入居した後で「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも,資産の棚
卸ならぬ人生の棚卸をするつもりで,自分がどんな暮らしを望むのか,使い慣れた住まいを
移るにあたって,具体的な条件をリストアップしてみてください。
なかでもとくに重要な項目は,「ホームの立地条件」であると,私は思います。地域の選び方
としては,やはり自分が一番長い時間を過ごしたところがいいでしょう。「自分は東京生まれの
東京育ちだけれど,老後は暖かいところで暮らしたいからホームは九州の田舎で」と思っても
都会と違ってすぐ近い買い物に行けるような場所があるわけでもなく,施設の周辺も閑散とし
た感じを受けるでしょうし,何よりホームというのは一種の集団生活の場ですから,年をとって
いきなりなじみのない土地の人たちと暮らすというのは,いくら自分に社交性があっても (相手
にとっても受け入れにくい面があるということも含めて),なかなか難しいものがあると思います。
また子どもが近くにいない=「会いに来てくれる家族がいない」寂しさが,日増しに募ってくる
のではないでしょうか。
仕事の関係などで,何十年も暮らした人が,田舎に帰るケースも同じようなことがいえるでしょう。
長年都市の刺激を受けてきた人が,70歳を過ぎて田舎に戻っても順応できないケースが多い
のが現状です。田舎から出てきても都会の生活になじめず,都市生活者は「都市型」の有料
老人ホームを選ぶことをお薦めします。
その他,次のような希望に基づいて選択肢を絞ります。
▲いま住んでいるところ(地元)で暮らしたい。
▲子ども,兄弟,姉妹,親戚,友人の住んでいる近くで暮らしたい。
▲デパートや映画館が近くにあるところで暮らしたい。
▲駅から近いところで暮らしたい。
▲平地が多いところで暮らしたい。
▲空気がいいところ,緑が多いところで暮らしたい。
▲温暖なところがいいか,涼しいところがいいか。
▲具体的に,○○県○○市で暮らしたい。
以上のうち,「これだけは絶対に譲れない条件」を2~3決めて,それがクリアできたらよしとし
ましょう。すべての条件にこだわりすぎると,いいホームを見逃してしまったり,入居のタイミング
を逸したりしかねません。
同じように,居室であれば,「どうしても和室がいい」「部屋にもキッチンがほしい」「窓が自由に
開閉できないのはだめ」など,環境であれば,「ピアノを弾きたい」「タバコが吸いたい」「持病
に対応してもらえる医療機関が近くにあることが条件」など,自分が手放せない趣味・趣向や
健康状態とも照らし合わせながら,ホームでの自分の暮らし方をありありと思い浮かべることが
できれば,実際に見学する際もチェックがスムーズになり,予算の範囲内ではあっても,それ
なりにいまの理想に近いホームを引き寄せることができるでしょう。
大阪の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
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shoukai.center@gmail.com
絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方 ~第2章~
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
本日は上岡榮信さんの著書「絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方」第2章
「日本の高齢者の住まい方」から,ご紹介させていただきます。
~第2章~ 日本の高齢者の住まい方
「資産,収入をはっきりさせて資金計画を」
前項で,日本に高齢者向けの住宅・施設というものがどれほど存在するのか,その種類と
概要が何となくおわかりいただけたでしょうか。
さて,有料老人ホームに何を期待して入居するか,介護付か,住宅型かなどが決まったら
入居へのプロセスの第2ステップとして考えるべきは費用の問題。つまり資金計画を立てる
ことです。実際に,たくさんの有料老人ホームの中からたった一つを選ぶにあたって,自己
資金はいくらあるのか ― それが入るホームを決めるもっともわかりやすい基準となるわけで
老後の生活設計を考える上でも,資金計画は欠くことのできない重要なポイントになります。
とくに有料老人ホームという選択肢が視野に入ったら,具体的なホーム探しに踏み出す前
に,ご自身の資金の「棚卸」に取り組んでみましょう。
以前であれば,有料老人ホームはとにかく高い,入居するだけでも数千万円,月額利用料
が数十万円もかかるといわれ,一部の限られた「富裕層の住まい」と考えられていました。
しかし,現在は介護保険制度により,介護にかかる自己負担が1割になったこともあってか,
平均的な世帯でも利用できる環境が整い,ホームの数も増えて選択の幅も広がっています。
また,これまで「有料老人ホーム」ではなく,常駐のスタッフが生活支援も介護支援もやって
くれる「特別養護老人ホーム」が選ばれる大きな理由であった「費用が安い」という面も,
2005年の介護保険法の一部改正で,特別養護老人ホームの居住費と食費が全額自己負
担になったことにより,双方の価格差が縮まって,有料老人ホームを選ぶ人が増えてきた要
因の一つになっています。
さて,資金計画ですが,計算の順番としては―
①総資産 (預貯金などの金融資産,年金,不動産等) を棚卸する。
②亡くなるまでにかかる費用を計算する。
③自分が払える入居一時金 (終身入居する際の家賃の前払いに相当) を計算する ①の金額
から②の金額を引く
④ホームを選ぶ
というステップが分かりやすいでしょう。
もちろん,入居一時金が高いか低いかにかかわらず,質のいい老人ホームもあれば,あまり
よくないホームもあります。また入居一時金が安い,もしくはゼロの代わりに月額利用料が高い
というホームもありますので,資産の棚卸ができたら,そのあたりもチェックしながら,あなた自
身のシニアライフを想像してみてください。
大阪の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
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夫婦部屋 その2
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「山本」です。
今回は以前紹介した、「夫婦部屋」について写真を交えながら書きと思います。
よくある2人部屋ですと、1人部屋のワンルームの部屋を少し広くしたような形ですが、
こちらの老人ホームの2人部屋は、中央に仕切りの扉があります。
また、中央に仕切りがあり、2部屋のような形になっています。
上の写真がこの部屋の図面ですが、広さは35.2㎡と二人で暮らしていくなら
十分な広さがあり、間取りも施設としては、珍しいものになっております。
そして、クローゼットも完備されており、2人分の衣服が
十分収まる大きさになっています。
また、こちらの施設は、居室にお風呂も完備されており、
自立度の高い方でしたら、こちらで入浴されます。
(重介護度の方向けの機械浴等も施設内に完備されています。)
そして、キッチンも完備されており、そこで料理などをすることもできます。
こちらの施設の特徴は、老人ホームではなく、「サービス付高齢者向け住宅」と
呼ばれる施設になります。
多くの老人ホームとは違い、自由度が高く、24時間出入りが自由で、
家族や友人の方の出入りも自由となっています。
また、医療に力を入れており、24時間365日看護師が常駐しています。
そして、最寄の駅(2路線あり)から徒歩約3分と交通の便も非常に良いため、
面会の際に非常に行きやすい環境になっています。
こちらの施設が気になった方は、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
大阪の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
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