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絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方 ~第3章~

大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。

本日は上岡榮信さんの著書「絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方」

第3章 「有料老人ホームの問題点」から,ご紹介させていただきます。

 

~第3章~  有料老人ホームの問題点

「地域性・時代性を生かした居心地のいい施設」  ~前編~

 

またアメリカの話で恐縮ですが,日本ではありえないことがもう一つあります。それは,

高齢者住宅というスケールをはるかに越えた,「高齢者の住む街」をつくってしまった

ことです。

アメリカにはいくつものアクティブアダルト・コミュニティが存在しますが,なかでも規模

歴史ともにトップをいくのが,アリゾナ州フェニックスの郊外にある「サンシティ」です。

「実りある老後の実現」をコンセプトに1960年から開発がはじまり,1978年に全体が

完成したときには,人口4万6000人,世帯数2万6000の巨大なコミュニティシティ

ができあがりました。

 

サンシティに入居する条件は,家族の一人が55歳以上であることと,その他の家族が

全員19歳以上であること(18歳以下の滞在は3ヶ月間に限って許可される)。

サンシティという名の通り,太陽がたっぷり注ぐ温暖な気候に,病院,介護施設をはじめ

ショッピングモール,銀行,図書館,美術館,教会,ゴルフ場,レクリエーション施設など

が整備されています。そのすべてが住民の責任によって運営されるためのコストも当然

かかりますが,老後を何不自由なく楽しめるよう設計されています。

実はいま,日本でもそうした動きがはじまりつつあります。サンシティのように,誰かに与

えられるサービスではなく,元気で活動的な高齢者たちが第二の青春を楽しめるように

自主的にクラブ活動を楽しんだり,遊びに興じたりしながら,街と呼べるようなコミュニティ

をつくる。この試みが成功すれば,日本の高齢者にとっても新たな選択肢となるかもしれ

ません。

 

 

 

 

大阪の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。

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0120-788-334
shoukai.center@gmail.com

絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方 ~第3章~

大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。

本日は上岡榮信さんの著書「絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方」

第3章 「有料老人ホームの問題点」から,ご紹介させていただきます。

 

~第3章~  有料老人ホームの問題点

「有料老人ホームは(高い)(遠い)」  ~後編~

 

高齢者住宅事業は,介護保険の取り扱いなど,国の制度変化に大きく左右されることも

あって,他に類を見ない特殊で難しい事業であることは確かですが,高齢者ニーズとの

乖離も深刻な問題です。まず有料老人ホームと聞いて,私たちが真っ先に思い浮かぶ

のは,「高くて遠い」というイメージでしょう。入居一時金は,いまは少し幅が出てきました

が,それでも悠々自適のライフスタイルを楽しもうと思ったら,数千万円が相場。高級有

料老人ホームでは,数億円が必要になります。月額利用料も平均で20万円前後かか

りますから,年金だけでそうした金額をまかなえる人はそう多くないでしょう。

 

なぜそれほど高いかという理由は一概には言えませんが,大きな要因としては,土地

建物のコストにくわえて入居率や退去率,平均要介護度,人件費などの予想が難しい

ため,利益を確保するためには利用者の負担を重くするしかない,という事業者側のフ

トコロ事情が挙げられます。

利用コストを下げて生活レベルをアップさせるためには,分母(入居者の数)を増やす

しかありませんが,そもそも土地が狭く,50~100人規模の有料老人ホームが多い日本

では,分母を増やしたくてもできない事情があります。なかには明らかに割高としか思え

ない老人ホームもあるので,利用する側が,事業者の質をよく吟味するとともに,よい老人

ホームかどうか判定する目を持つ必要があるように思います。

「遠さ」についても,近年ようやく東京23区内に有料老人ホームが増え始めましたが,や

はり土地の値段が高くて狭いという事情から都市型の老人ホームが少なく,「老後は静か

にのんびり」を名目に,いわゆる郊外型,リゾート型といわれる「人里離れた」老人ホーム

が多かったのは事実です。

 

しかしその結果わかったのは「往復するだけで1日かかるような遠い老人ホームを頻繁に

訪ねる家族はいない」ということでした。日本の家族関係が冷めていると言うと語弊があ

るかもしれませんが,実のところ心の片隅では「老人ホームは辛気くさい」「臭いが気に

なる」と思いつつ,遠いのを口実にして足が遠のいてしまう人が多いのです。

これがアメリカですと,入居者の約8割は,もともと老人ホームから8キロ圏内に住んでい

た方だそうです。8キロといえば車で10分くらいの距離ですから,毎日のように会いに来

る人や,1日に何度も顔を見に来る人がいるといいます。アメリカでは,優良企業を誘致

するために老人ホームをつくる自治体もあるほどで,高齢者は地元にある老人ホームを

利用するのがあたりまえ。何時間もかけて辺ぴな場所に行くなんてとんでもない,いった

感じです。

もちろん,日本には日本の事情もあるのですが,「親を大事にしているのはどっちだ?」

と聞かれると,どうにも返答に困ってしまいます。

 

 

 

 

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絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方 ~第3章~

大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。

本日は上岡榮信さんの著書「絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方」

第3章 「有料老人ホームの問題点」から,ご紹介させていただきます。

 

~第3章~  有料老人ホームの問題点

「有料老人ホームは(高い)(遠い)」  ~前編~

 

先にもご説明したように,日本は65歳以上の人が人口の14パーセント以上を占める

「高齢国」ではありますが。現代の60代,70代はあまりに若く,大多数の方が元気です。

ところが,退職後,自宅でじっとして,ただ年を重ねていくしかないいまの日本の環境で

は,人生がだんだん縮小していくイメージしかありません。昔は人生50年,60年と言わ

れていたのに,いまでは定年退職してから2o年以上生きるなんて当たり前。ところが,

細くて長い「新たな人生」をどう過ごしていいかわからない。途方に暮れて何もしなけれ

ば,「高齢国」という変化の波は乗り切れません。

だからこそ有料老人ホームと言う,「元気なうちは自由に暮らし,具合が悪くなったら介

護もしてもらえる」高齢者住宅へ目が向けられ,需要が急速に高まっているわけですが

ひるがえって,有料老人ホームが高齢者にとっての「理想郷」なのかといえば,そこまで

熟成していないのが現状です。

 

アメリカなどは,70年以上かけて「高齢国」になったので,徐々に年をとった分,国の制

度も,個人の考え方も,事業者も,試行錯誤する時間があり,シルバービジネスの先進国

としてソフトランディングできました。しかし,日本はまだ過渡期。ようやく市場規模が拡大

してきたといっても,いまだに「高齢者住宅事業は儲かる」と安易に参入する事業者も多く

見られ,実情と運営がかみ合わずに,ソフトランディングどころか上空を旋回したまま着陸

態勢にも入れない状況といえます。

 

(以下,後編にて)

 

 

 

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絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方 ~第2章~

大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。

本日は上岡榮信さんの著書「絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方」第2章

「日本の高齢者の住まい方」から,ご紹介させていただきます。

 

~第2章~  日本の高齢者の住まい方

「施設との情報格差を意識して,よい情報を収集する」  ~後編~

 

入居前に必ず確認しておくべき重要なチェックポイントは第5章で詳しく述べますが

入居する老人ホームを選ぶ一番の決め手となるのは,見学したときに受けた第一印象

だと言ってもいいでしょう。老人ホームをいくつか見学してみて,「ここなら快適に過ごせ

そう」「ここなら親を預けても大丈夫,安心できる」といったインスピレーションを感じたら

迷わず体験入居を申請してみましょう。最初は1泊。それでも気持ちが変わらなければ

1週間くらい入居者と一緒に過ごしてみると,「自分らしい人生を継続できる老人ホーム」

かどうか,ある程度の判断ができるのではないでしょうか。

 

老人ホームは,実際に住んでみなければわからないことが多いというのも事実。ある方

は「ブラックボックスを買うようなもの」とたとえていましたが,わたしは「福袋を買って,10

年後か15年後に開けるようなものだ」と思います。

どちらも言っていることは同じで,元気なときはライフスタイルの充実がメインですが,最

終的に期待するのは介護の質。誰かの介助が必要になる10年後,15年後に,誰がど

んな介護をしてくれるのか,事前に探り出すことは非常に難しいのです。

そうであるからこそ,専門的な立場の人間からのサポートを受け,一人では見落としがち

な視点を補うべきではないでしょうか。これからは,老人ホームとその利用者のマッチング

をお世話する,私のような第三者機関が必要とされる時代が来るはずです。介助・介護

も普通になったいまの高齢社会の日本で,最期を迎えたとき,自分(または老親)の人生

とはいったい何だったのか ・・・・・という思いに至らないためにも,ぜひ前向きに,とことん

考え,専門家の意見を積極的に活用した上で,終の棲家を選んでいただきたいと思いま

す。

 

 

 

 

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