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介護付有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの違い

大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
 
 
老人ホームを探す方の相談を受けるなかで,非常に多い質問が今回のタイトルです。
 
自分の家族や親戚が入居する老人ホームを探すという事自体が初めての方がほとんど
であり,我々もはじめは高齢者や介護を必要とする方が入居(入所)する施設やホーム
の種類とそれぞれのコンセプト(役割)について説明しています。
 
そのなかでも分かりづらいのが,有料老人ホームの「介護付」と「住宅型」の違いと
なります。相談を受ける多くの方が,どこで聞いたのか「介護付」が良い,安心だ
と言って来られます。
 
いつも最初にお話しするのですが「介護付」のメリットはたくさんありますがデメリ
ットもあります。人員配置などに規定があり最低限の安心は担保されるかもしれませ
んが,場合によっては「住宅型」の方が入居者の方にフィットすることもあります。
 
現に「介護付」では思うような施設運営や介護サービスの提供ができないということ
で,敢えて「住宅型」で運営しておられる経営者の方もいらっしゃいます。
 
では「介護付有料老人ホーム」と「住宅型有料老人ホーム」での介護の違いについて
少し説明ししてみます。
 
「介護付有料老人ホーム」は介護保険法の「特定施設入居者生活介護」という在宅
サービスの事業所指定を受けているホームです。
介護保険のサービスには大別すると「施設サービス」と「在宅サービス」があります。
有料老人ホームは「施設」ではなく「自宅」として在宅サービスを受けることになり
ます。
 
その,在宅サービスの中に「特定施設入居者生活介護」という項目があり、サービス
内容や量が介護保険法で定められています。
定められたサービスを「ホームの職員から直接サービスを受ける」のが「介護付」の
所以なのです。
 
介護保険の費用は「月極め」でホームに支払います。ですから、たとえば介護認定が
「要介護2」であればどの方も同じ金額を介護費用としてホームに支払います。
「月極め」ということは、決められているサービスを利用しても利用しなくても定額
の介護費用を支払うということです。
 
その決められているサービス内容は、重要事項説明書の中の「サービスの一覧表」に
書かれています。ホームでの職員数も決められています。
「3対1以上」ということで、これは介護サービスを必要とする入居者3人に対して
介護職員が最低1名ということです。
入居者3人に1人の介護者なら多いと思いがちですが,そこで働くすべての従業員を
併せた数ですので,常時その人数の介護職員がいるわけではありません。
 
つまり、入居者の数の3分の1の職員がいても、職場が3交代の場合に常時いるのは
総数の9分の1の人数です。
 
その人数で入居者全員の介護をするわけですから、入浴サービスも食事の介助も比較
的流れ作業になりがちです。
 
ホーム内で提供されるサービスを順番に効率的に受けるのが「介護付有料老人ホーム」
での介護サービスなのです。
 
 
もちろん,職員を規定以上に多く配置する老人ホームもあります。
「手厚い介護サービス」をうたっているホームもあります。
職員配置が3対1ではなくて2対1や1.5対1になるよう配置しているホームもあります。
しかしその場合は、人件費が必要になるので、上乗せサービス費などの名目で,毎月
介護保険の1割負担の他に一定の金額を徴収してよいことになっています。
「手厚い介護」というと心理的なものと思われがちですが、要は介護者の「人数」と
それにかかる「費用」ということが「手厚い」という意味なのです。

また「介護付有料老人ホーム」は、ホーム内でのサービスに介護保険でのサービスが
すべて使われているため、個別に希望するサービスを利用するには、自費サービスと
なります。
たとえば、自宅で利用していた福祉用具のレンタルサービスを、ホームに入居後も継続
したいと思っても、その同じサービスを1割負担で利用することはできません。
全額負担になります。
これまで通っていた,デイサービスなどがあっても「介護付」へ入居した場合には引き
続きの利用はできません。
入浴サービスが週2回と決められている場合、3回目は自費サービスとなります。
 
 
ホーム内ですべての介護が受けられる「介護付」に対し「住宅型」では、自宅で介護
サービスを利用するときと同じように、自分が受けたいサービスを選びケアプラン)
を立てます。
多くの場合、ホームを経営する企業が契約をした「訪問介護事業所」が同じ建物内に
事務所を構えています。
その事務所と入居者の1人ひとりが利用契約を結び、個別にケアマネジャーと相談しな
がらケアプランを立てます。
そのプランに沿って、ヘルパーさんが居室内で、あるいは共用の施設でマンツーマンの
お世話をするのが「住宅型」です。
食事の場合も、居室での介助も可能です。
もちろん食堂で他の入居者と一緒のテーブルでいただくことも可能です。
そのときの食事介助は、ヘルパーさんは自分の介助だけをします。
1対1ということになります。
 
入浴介助も同じで、居室に浴室が備わっていれば、居室での入浴介助も可能ですし
共用の大きなお風呂での入浴介助も可能です。
 
 
 
この違いを説明するのは非常に難しいのですが,何となく伝わったでしょうか。
それぞれのホームによっても方針が違ったり,設備も違います,また定員(規模)によ
っても,雰囲気が大きく変わってきます。
「介護付」か「住宅型」か,ということではなく,本当にその方に合ったホームを見
付けることが大切だと考えています。
 
 
 
 
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