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老人ホームでの医療について
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
高齢者の方が暮らす老人ホームや高齢者住宅では必然的に相当の医療対応が必要と
なります。ほとんどの方が生活習慣病や認知症といった疾患をもっているからです。
軽・中度の認知症や生活習慣病を投薬でコントロールしておられる程度の方であれ
ばどこの老人ホームであっても対応は可能です。また,病気にともなって胃ろうを
造設している方や人工透析が必要な方,在宅酸素の方,人工肛門の方,インスリン
注射の必要な方などは確認が必要であるものの,多くの老人ホームで対応していた
だくことが可能です。
しかしながら,入居先を探す中でいつも苦戦するのが深夜を含む痰吸引が必要な方
や鼻腔栄養を摂っておられる方などです。
その他にも色々な疾患や症状の方がおられるため,そのつどホームへの確認が必要
となります。
そういった中でも,通常は難しいと思われる深夜の痰吸引や鼻腔経管の方にも対応
していただけるという介護付き有料老人ホームを今日は訪問してきました。
各階に同様の食堂があり,ユニットケアを取り入れておられます
居室にはカーテンやベットが用意されています(介護付きでは大きなポイントです)
一般的な18平米の居室となります
老人ホームで通常は対応が困難な医療対応ができる要因は,そこで働く看護師さん
を中心に,スタッフの方々皆さんが協力してそういった方を受入れようという覚悟
と勇気が大切であり,また連携する在宅医の理解と協力も欠かせません。
この老人ホームではこういった部分がうまく機能しているのだと思います。
また,必ずしも看護職員が24時間常駐しているホームが安心といういうわけでは無
いと感じています。深夜帯は看護師が勤務していなくても緊急時の対応マニュアル
がしっかりしており,経験豊富な介護職員の方がリーダーシップを取っている施設
であれば,必ずしも24時間の看護職員配置は必要ないかもしれません。
大阪市の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
0120-788-334
shoukai.center@gmail.com
老人ホーム探し「50の法則⑥」
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
本日は上岡榮信さんの著書「老人ホーム探し50の法則」から準備段階の法則として
「法則⑥」を紹介させていただきます。
法則6:「鳥の目」「蟻の目」「個人の目」を使い分けてチェックする
法則④・⑤のなかで,良いホームを探すときの視線の違いにお気づきになりましたで
しょうか。
施設を見分けるためのコツは,施設や会社をチェックするときに最適な視線を持つ
ことです。これを私は鳥の目,蟻の目,個人の目と表現しています。
●鳥の目
施設を運営する会社・法人をチェックする際に必要な視点です。運営会社が信頼に
足るところであるかをチェックするには,少し引いたところに立って眺める必要が
あります。誰が責任を負っているのか,誰の指示によって施設の方針が決まってい
るのか,組織はしっかりと機能しているのか。
●蟻の目
現場をチェックするときには,小さいところも見逃さないという意識が必要になり
ます。特に施設の見学の際に,蟻の目をイメージしてください。
視覚だけでなく,聴覚・臭覚など五感を総動員して,細かく見ていきましょう。
●個人の目
個人の目とはどういったものでしょう。これは,目でみるというより「心」で本能
的,動物的に感じるというイメージです。運営会社の理念や運営者の哲学を評価す
るのは,人間としての感覚・第六感・直感を大事にしてください。
50の法則によって高齢者施設選びを実践するには,これら三つの視点を意識すると
効果的です。
大阪市の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
0120-788-334
shoukai.center@gmail.com
ご夫婦での入居相談
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
このところ,ご夫婦で老人ホームへ入居したいという相談が増えています。
ご夫婦の場合,同じ部屋に二人で入居するケースとそれぞれが個室に入居するケース
があります。当然ご夫婦ですので同じ部屋を希望されるケースが圧倒的に多いのです
が,二人で入居できる居室の数はあまり多くありません。
お二人で生活するには小さくても30平米以上の居室面積は必要だと思います,また
どちらかが車椅子生活であったりお二人とも車椅子生活の場合にはもっと広い面積が
必要になります。
ご希望のエリアに二人部屋が無かったり,空きを待つためにそれぞれが個室に入居
しているケースも多いようです。
もともと,お互いが個室でよいという方もいらっしゃいますが,この場合は片方が
要介護状態で片方が自立であるということが多いようです。
このような要望があるなかで,本日はご夫婦で入居が可能な老人ホームを視察して
来ましたのでご紹介させていただきます。
このホームは「住宅型有料老人ホーム」と「サービス付き高齢者向け住宅」の両方に
登録をされており,医療法人が運営している大阪市浪速区の立地です。
お二人で入居できる居室は約60平米から70平米を越えるものまで用意されており
最上階の居室は予約の段階で埋まっていたようですが,その他はまだ空きがありま
した。
1階のエントランスは高級マンションを思わせる雰囲気です
ダブルベットを置いてもゆとりある広さの寝室
浴室やキッチンもマンションのものと変わりありません
9階の居室で眺めもよく,広いバルコニーもあります
リビングもゆったりと使うことができます
大阪市の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
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老人ホーム探し「50の法則⑤」
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
本日は上岡榮信さんの著書「老人ホーム探し50の法則」から準備段階の法則として
「法則⑤」を紹介させていただきます。
法則5:施設の責任・権限は運営会社が7割,現場は3割
先の法則④では,現場を評価する項目を紹介しました。建物よりも,人とサービスに
重きを置いてチェックすべきだという考え方も示しています。
では,重視すべき「人とサービス」に影響を与えるのは,誰の取り組みや考え方なの
でしょうか。現場のスタッフでしょうか,施設長でしょうか。それとも運営会社(経
営者)でしょうか。
以下の項目は,法則④の評価項目をさらに詳細な30の項目に分解したうえで,それぞ
れの項目について,チェックするポイントをまとめたものです。
これらの評価項目について,誰が最も多くの権限と責任を持っているのでしょうか。
・入居者,家族 ~ 表情・意欲 ~
・スタッフ(態度) ~ 笑顔・挨拶 ~
・スタッフ(性格) ~ 親切・誠実 ~
・施設長 ~ 率先垂範・人間力 ~
・介護の中心人物 ~ 哲学・ビジョン ~
・運営会社 ~ 参入の動機・財務状況 ~
・建物 ~ 耐震性・立地 ~
・設備,共用部 ~ 面積・グレード ~
・インテリア ~ 装飾・生花・バランス ~
・メンテナンス ~ 清掃・改修・匂い ~
・ターミナルケア ~ 看取り・緩和ケア ~
・通夜,葬儀 ~ 葬送・お別れ会・見送り ~
・法令順守 ~ 身体拘束・個人情報・苦情処理 ~
・運営懇談会 ~ 頻度・出席率・公開 ~
・一時金,償却 ~ 償却率・保全・期間 ~
・料金プラン ~ 年齢・介護度・期間 ~
・緊急対応 ~ 避難訓練・備蓄 ~
・経営理念・方針 ~ 掲示・明示・浸透・実行 ~
・入居者状況 ~ 入居率・ADL・介護度 ~
・スタッフ状況 ~ 離職者・資格者・年代 ~
・短期解約特例 ~ 解約条件・料金 ~
・交通の便 ~ 電車・バス・徒歩・送迎 ~
・環境 ~ 散歩道・静かさ・買い物 ~
・食事(自前・外注) ~ 雰囲気・サービス・酒類 ~
・案内,説明 ~ 担当は本社営業か現場担当か ~
・入居者の紹介 ~ 本人・家族・病院・紹介業者 ~
・大困難,試練 ~ 自信と連帯を生む克服経験 ~
・地元,地域と ~ 設立時・緊急時の相互支援 ~
・総費用 ~ 買い得・割安・妥当・割高・法外 ~
・見学後の気分 ~ 入居したい・安心・信頼できる ~
建物などハード面から,サービス・レクリエーションなどのソフト面においても
圧倒的に運営会社(経営者)が権限を持っているのです。
つまり,経営者の理念・考え方こそが老人ホームの良しあしを左右するのです。
私はよく「契約を結ぶ前に,可能な限り入居契約の経営者とも会って,介護の理念
事業のビジョン,経営の哲学などを聞いておくべきだ」とお話しするのですが,そ
れは運営会社の責任が大きいことを知っているからです。
大阪市の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
0120-788-334
shoukai.center@gmail.com