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老人ホーム探し「50の法則⑧」
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
本日は上岡榮信さんの著書「老人ホーム探し50の法則」から準備段階の法則として
「法則⑧」を紹介させていただきます。
法則8:施設長の入れ替わりが激しいホームは入居者満足度が低い
いくら企業・組織の人事異動であったとしても,1~2年ごとに施設長が交代する
ホームははたして安心できるでしょうか?
「信頼のおけるホームを選びたい」と,大手事業者が運営している有料老人ホームを
検討されている方も多いと思います。大手なら資金力もあり,小規模なホームに比べ
れば確かに倒産する心配が少ないかもしれません。
しかし,実際に暮らしてみて,大手の方がより満足と安心が得られるかというと,必
ずしもそうとは限りません。
施設の運営者が企業の利益を優先する場合には,入居者への配慮や思いが少なくなり
ます。スタッフも会社の方針には従わざるを得ないからです。
大手事業者のなかには,施設長が頻繁に交代するところもあります。すぐに代わって
しまうとなると,施設長も自分のやりたいようにするには期間が少なく,問題がある
と先送りすることになるでしょう。
個人的には,親会社から送られてくる施設長に若い世代が多いのも考えものです。
アメリカで見学したホームには「施設長は子供まで。孫の世代はダメ」という暗黙の
ルールがありました。アメリカの方が日本より老人ホームの歴史が長く,消費者はど
んな人が施設を運営しているのかを重要視します。
施設側もそのことを十分わかっているのでしょう。プライベートな相談ができないよ
うな若い人を施設長に任命したという話は,アメリカでは聞いたことがありません。
日本でも施設長はできれば50代以上,最低でも3年以上は同じ施設長という体制を整
えてほしいものです。
大手事業者にかかわらず,施設長やスタッフの入れ替わりが激しいようなホームには
事情があるにせよ,疑ってかかるほうがよいのかもしれません。
大阪市の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
0120-788-334
shoukai.center@gmail.com