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絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方 ~第1章~

大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。

本日は上岡榮信さんの著書「絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方」第一章から

ご紹介させていただきます。

 

~第一章~  老いることへの心構え

「得たものを喪失していくじきなのか?」

世界に類を見ない速さで,全人口の5人に1人が65歳以上という 「高齢者社会」が,いよ

いよ日本にも訪れました。2015年には4人に1人,2050年には3人に1人が高齢者にな

るといわれ,「超高齢者社会」が現実のものになっています。それに対して,子どもが増え

る気配はありません。それはすなわち,若い世代をあてにはできないということです。

老いてからの生活をどうするかは,自分で決めていくしかありません。そんな中,定年を過

ぎ,人生の第2ステージを迎えた人たちの心境とはいったいどのようなものなのでしょうか?

 

サラリーマンを例にとってみましょう。会社を退職すると,肩書がなくなります。名刺がなくな

り,部下がなくなり,秘書がいなくなり,収入がなくなったり減ったりします。

時間がたつと,体力がなくなり,やがて友人,知人がなくなり,配偶者が亡くなります。

そのとき,気真面目な人ほど 「ああ,あれもなくなった。これもなくなった」と,マイナスのイ

ンパクトを受けていき,引き算をしながら「自分には何もなくなるんじゃないか」と思うように

なる。これによって,老年初期うつ病を引き起こすこともあるといわれ,とくに男性はその傾

向が強いそうです。組織でのポジションが高かった人ほど,仕事の話でしか自分を語ること

ができず,会社を辞めたあと家族にすらどんな話をしていいのかわからない。そのため自分

から人を遠ざけるようになってしまったのです。これは世界共通で,口をへの字に結んで,

むすっと黙り込んでいるのは,世界中どこへ行っても男性ばかり。反対に女性は順応性が

あり,元気で活動的です。

 

この 「ロス(LOSS)」 = 「喪失の時代」 をどう受け止めるか,「心の老い支度」をどう進めてい

くかが,納得できる老後への第一歩です。

たとえば,コップに水が半分入っているのを見て,「まだ半分もある」と思うか「もう半分しかな

い」と思うか。「もう半分しかない」と思ったあなたは,物事を悲観的に見る人かもしれません。

でも,「まだ半分もある」と思ったあなたは,次のステップを考えられる人でしょう。いまの現実

を出発点に,「まだ半分もある」というポジティブな考え方,前向きにとらえる方の老後が明る

いようです。

私の好きなニーチェの言葉に「世の中に事実なんてない。あるのは解釈だけだ」というものが

あります。配偶者の死を例にとれば,中世ヨーロッパのカソリック教徒の女性たちのように,後

半生を,黒い服を着て喪に服すのか,それとも涙がかれるほど嘆き悲しんだあとは,気を取り

直して自分のために楽しい人生を歩もうとするのか。受け止め方によってその後の人生は大

きく変わります。

 

年をとると目が見えづらくなったり,耳が聞こえにくくなったり,手足が思うように動かなくなった

りしますが,だからといって人生が終わってしまうわけではなく,これからも続いていくのです。

なかでも団塊世代の人たちは,家で親を介護し看取った最後の世代であり,子どもの世話に

ならず,自分の老い方を自分で決めていく最初の世代でもあります。いまの子どもたちに見事

な老い方を見せるためにも,喪失をどう受け止め,乗り切るか。ここが知恵の働かせどころであ

り,老いと人生の仕上げを演出することです。

 

 

 

 

 

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