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亡くなった親のもとに海外居住の家族が駆け付けるまでに・・・・・
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
本日は上岡榮信さんの著書「老人ホーム探し50の法則」からコラムを紹介させていただきます。
最近,海外にお住まいの方から,日本におられる老親のホーム探しを依頼されることが増えて
きました。海外に住んでいると,ホームに入居した親のもとに頻繁にお見舞いに来るのは難しく
親が体調を崩しても,すぐに駆け付けることができません。
切実な問題となっているのが,入居していた老親が逝去された後の対応です。亡くなったとの
連絡を受けても,すぐに戻ってくることができない方もいます。その際,末期の水は取れなくて
も,荼毘に付す前に一目,顔を見たいというのが人情でしょう。
私は,家賃などの連帯保証人は無理ですが,いざというときの身元引受人となって,ご家族が
帰国されるまでの本人の居室でご遺体のお守りをさせていただくこともあります。この身元引受
人としての立場からも,ホームの良しあしを感じることがあります。
私が評価しているホームに,こうした際の対応を聞くと,「万が一のときも,自宅と同じようにお使
いいただけます」 といった言葉が即座に返ってきます。暮らしていた自室に棺を置き,施設のス
タッフが数珠を手に,家族が揃うのを待つのです。
ただ,家族の帰国まで居室でご遺体をお守りするホームは,まだ少ないのが現状です。ホーム
によっては,臨終後,数時間以内に遺体の引き取りを求めるところもあるようです。家族が戻る
まで葬儀社の霊安室で待たせることを私は忍びなく感じます。
湯灌とお化粧を施してもらい,用意した服装に着替えて,帰国した家族とゆっくりとお別れする
時間を待つ。こうした気遣いがある施設こそ「終の棲家」と呼ぶに値するのではないでしょうか。
大阪市の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
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