ブログ
見守り、任意後見契約後の定期面会(見守り、任意後見契約後のお客様フォローの現場から)
本日は、見守り契約、任意後見契約をしたお客様との定期面会を行いました。
本日、午前に1名、午後からも1名と2名の方とご面会しています。
お元気な方は、散歩がてら私どもの事務所までお越しになられる場合も多いです。
お体の状況が低下してきている方は、私どもから訪問して面会しています。
午前中に面会した方は、お元気でして事務所までお越しになり近況を伺いました。
外出する機会になり、気分転換になるので、ちょうど良いとお話しになられます。
午後から面会した方は、老人ホームに入所していますので、私どもから訪問しました。
お体は不自由ですが、自分の意思は明確で意見は自分の言葉で表明されます。
面会時には、近況を伺いながら、判断能力や精神状態なども、ある程度は観察しています。
面会した際に感じたことや、発言されたことで特徴あることなどは、お客様ごとに作成したカルテに記録しています。
時系列に沿って見れるようにしておくと、その方の「一貫した意思」や「考えの変遷」が理解しやすくなると思います。
ポイント(点)を記録しておけば、点と点が繋がって一つの線になるような感じです。
ある発言をなさったとして、それが「一時の思いつき、きまぐれ」なのか?「一貫した意思・信念・期待・希望」なのか?
判然としないことはあります。
しかし、きちんと記録を残していると、その違いが推測できるようになり、どの意見や希望を優先して「お手伝いすれば良いか」が掴めます。
そうすることで、相談を受ける方も取り組むべき事柄の優先順位がついて、振り回されずに仕事ができると言うメリットもあります。
「何か困ってることはありませんか?」と質問するよりも、「雑談」の中で真意を探る方が良いこともあります。
その雑談の中で気づきを得れば、その点に関して質問を投げかける。深堀りする。記録する。
そして、その時期が来たと判断できる時にお手伝いする。
経験が浅いころは難しかったのですが、まだまだ修行が必要とは言え、少しづつ見える様になってきたと、最近は感じるようになりました。