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老人ホーム選びと入居後のサポート。ご家族との関係が希薄な方の訪問サポート事例
私たちは先日、老人ホームにご入居された相談者様のもとを訪問しました。
この相談者様はご家族がいらっしゃいますが、様々な事情で関係性が薄く、普段は連絡を取り合っていないとのこと。しかし、私たちは老人ホームの入所手続きを進めるにあたり、ご家族へ事情を説明し、ご理解をいただくことができました。
ご本人にその旨をお伝えすると、とても喜んでくださり、「ありがとう」とのお言葉をいただきました。
入居後の「見守り」がミスマッチを防ぐ
ご家族との関係が希薄な方は、老人ホーム入居後に何か困ったことがあっても、なかなか相談できないかもしれません。そのため、ご入居から約1か月後、ご様子を伺うために訪問することにしました。
幸いにも、新しい生活に順調に馴染まれ、食事もしっかり摂っている様子。少しふっくらされたように感じました。感想を伺うと、少し退屈な時もあるけれど、快適に過ごせているとのこと。その言葉に、私たちも安心しました。
「傾聴」が問題解決の第一歩
もし、入居者様が不安や不満を抱えていらっしゃる場合、私たちはまずそのお話にじっくり耳を傾けます。それが**「話を聞いてほしい」という気持ちからくるものか、「具体的な解決策を求めている」**のかを見極めることが重要です。
また、ご本人の経済状況や社会背景によっては、すぐに解決できない問題もあります。それでも、私たちは時間をかけて向き合い、**「傾聴する」**姿勢を大切にしています。
「傾聴する」ことは大変なことですが、相談を受ける側(相談員)を鍛えてくれます。
私たちの入居後サポート
もちろん、すべてのご相談者様にこうした対応をしているわけではありません。しかし、特にご家族がいない方や、関係性が希薄な方の場合は、老人ホーム入居後のサポートを意識して行っています。
これは、入居者様と施設の間で起こるかもしれない「ミスマッチ」を防ぐためです。もし、入居者様の権利が侵害されているような事態があれば、私たちが第三者として問題解決のきっかけを作ることもできると考えています。
私たちは、**老人ホーム紹介のプロとして、ご相談からご入居、そしてその後の生活まで、一貫してサポートすることを目標にしています。「ご家族との関係が希薄で、老人ホームを探すのが不安」**と感じている方も、ぜひ一度ご相談ください。