ブログ
老人ホーム探し「50の法則27」
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
本日は上岡榮信さんの著書「老人ホーム探し50の法則」から見学・体験入居の法則として
「法則27」を紹介させていただきます。
法則27:たまの「カップ麺」は手抜きではない
老人ホームでの生活で,世界共通で最も苦情が多いのは ”食事” です。
食材の好き嫌いから,塩加減も含めて,全員に「おいしい」と言わせる食事内容は非常に
難しい。評価にバラツキがあるのは,ある意味,仕方ないことかもしれません。
それでも入居を検討するときには,二つポイントがあると思います。一つは「そこ(ホーム)で
調理しているか」,もう一つは「家庭料理を作っているか」です。
費用の安いホームでは冷凍物を出したり,給食会社を利用したりするケースが目立ちます。
これらが一概にいけないわけではありません。
最近は給食も味が改善され,以前よりおいしくなってきたことは確かです。しかし,やはり出
来立たてにはかないません。最近では,料理人に人件費を割けないホームや,大企業が
経営する老人ホームでも給食センターやセントラルキッチン(集中調理施設)を使うところが
多くなってきました。ちなみに,後者は経費削減による利益向上が目的のようです。
給食の場合には,自分の口に合っているかをしっかりチェックした方がいいでしょう。
一方,自前で作っているホームでも,メニュー構成を ”レストラン風” にするか,”家庭料理
風” にするかで評価が分かれます。レストランのメニューと言えば聞こえはいいですが,例
えば有名な料亭の料理でも,毎日そればかり食べていればそのうち飽きてきます。外国に
行って日本料理が恋しくなるように,最後は ”家庭料理” が食べたくなるのです。
そういう配慮ができているかが重要です。
”一流ホテルの元料理長” などの肩書があっても,ハレの日に味わうような料理は時々で
十分でしょう。月に一度は,インスタントのカップ麺が出てもいいのです。カップ麺を出す
ことを手抜きと思うかどうかは人によりますが,みなさんも,時々そういうものを食べたくな
ることはありませんか? さすがに億単位の入居費用がかかる高級ホームでカップ麺が
出たという話は聞きませんが,庶民的なホームではかえって入居者に好評です。
近所の主婦を集めて食事を作るホームもあります。主婦ですから,家庭料理は得意中の
得意。交代でやってきて大張りきりで食事を作り,入居者との会話も弾んで,いい話し相
手にもなっています。地元の商店街のことも熟知しており,”この八百屋さんは安い” ”この
パン屋さんはおいしい” などの情報ももらえます。入居者の心身の健康だけでなく,地域
との交流も図れます。経費の節約もできると,一石二鳥にも三鳥にもなっているようです。
大阪市の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
0120-788-334
shoukai.center@gmail.com