ブログ
老人ホーム入所後の継続フォローについて(老人ホーム探しに関する相談の現場から)
本日は、私どもを通じて老人ホームに入所された相談者さんから、依頼があり同行の援助をしてきました。
依頼内容は、「老人ホームに入所する前に居住していた賃貸住宅の敷金の清算に行くので同行して欲しい。」とのことでした。
住宅の明け渡しは既に終わっており、あとは清算後に返還される敷金を受け取るだけなのですが、やはり一人では不安があるとのことでした。
この件では、特に法律的なトラブルはないと考えましたので、弁護士さんや司法書士さんに相談する必要はないと判断し、「同行援助」で対応しました。
本人さんと一緒に契約書に記載されている敷金の額を確認し、返還される金額を確認しました。
幸いにも、この件では相談者さんの負担で、修繕などを行う必要もありませんでしたから、契約書のとおりの返還を受ければ良い事案です。
何も大きなトラブルも無く、相談者さんも納得できる状態で、私どもが見守りながら敷金の返還を受け、領収書にサインをされました。
一見すると、この事案は、私どもの同行がなくても、相談者さんが一人で解決できた事案だと思います。
しかし、やはり少しでも、難しい事や言葉が出てきたら、動揺するし不安になるのも仕方のないことだと思います。
「この書類、サインしても良いのかな?」
「何となく、分かった様な、分からない様な」
この様な状態になった場合、誰かに同行してもらっていれば、心強いですよね。
良く分からないのにサインをしなければならない様な雰囲気になっても、同行者がいれば、「よく分からんなら、帰ろう!」と、その場の空気を割ってしまうことができます。
でも、ケアマネージャーさん、施設の相談員さんは、この様な場面に同行しては頂けないのが普通ですし、まず、その様な場面に慣れておられないので、お願いするのも少し違うと感じます。
一般的なお買い物の同行などであれば、ヘルパーさん、ケアマネージャーさんにご相談を頂いた方が良いと思いますが、やはり職域と言うか、それぞれに活動フィールドが違いますので。
今回のような、「敷金(保証金)の精算の立会い」とか「退去の立会い」とか「争いのない契約ごとの立会い」の様なこと。
その他に「公証役場での遺言書の証人・立会人」なども、私どもがお手伝いできる領域になります。
お一人でなされるのが不安な方は、有償のサービスですがお気軽にご相談頂ければご対応をしていますので、お声がけ頂ければと思います。