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幸福感を最大化する生き方とは(任意後見契約後のお客様フォローの現場より)
今日、お話したお客様とは、もう5年以上のお付き合いになります。
ご身寄りがないので、私どもと任意後見契約を交わし、その後も定期的な見守りを継続しています。
安否の確認や意思疎通の程度などの確認もかねて、月に1度はお話をしています。
今日、お客様が「いま、とても幸せに暮らせていると思うわ」と話されました。
私どもとしては、大変ありがたく、そして嬉しい気持ちになりました。
「幸福」に明確な定義はありませんよね。
どの様な状態が幸福なのかは、明確ではなくて、あくまでも、その人が「幸福を感じるか、どうか?」なのだと思います。
一見して、誰が見ても不自由のない生活を送っていても、その内心は苦悩に満ちていることもあるかもしれません。
一方で、物質的には十分で無くとも、その人が幸福を感じていいれば、心は穏やかで「幸福」なのだと思います。
年齢とともに「成長や成功」に限界があっても、「幸福感を最大化」することには、限界はないのかもしれません。
生・老・病・死があるのは、この世界の普遍であり、人間も会社も永遠に成長することは無く、成長から衰退へのカーブを描くのが自然と言われます。
そして、また新たな次のステージの生・老・病・死(春夏秋冬)が始まり、人は「らせん階段」をあがるように人生のステージを上げていく。
自然の法則に反した考えや行動をとらず、その時期に応じた「やるべき事」をやりなさい。
この様に指導を受けたことがあります。
お客様の「いま、幸福やわ」と言う言葉をお聞きして、きっと、この方は「やるべき事」をやって、人生の生・老・病・死(春夏秋冬)を何周も回って、ステージをあげて来られた集大成なのだと感じました。
自分自身も、「幸福」だと心から感じて、言葉にできる生き方をしたいと感じた面談でした。