ブログ
家族の望む施設介護
大阪老人ホーム・介護施設紹介センターで入居相談を担当しております「大塚」です。
今週末も入居先の老人ホームを探しておられる複数のご家族とホーム見学に同行させて
いただきました。どうしてもホーム見学は週末に偏ってしまいます。
その中でも特別印象に残った相談があったのでご紹介させていただきます。
ご本人は現在大阪市内の病院に脳出血で入院され,栄養摂取のために胃ろうを造設して
現在はリハビリ病棟に移っています。
退院の期日が迫っていることもあり,ご家族の方が入居先のホームを探しておられるの
ですが,胃ろうであることからも夜間を含む喀痰吸引が日に何度か必要になるようです。
先日のブログでも書きましたが,夜間の痰吸引に対応してもらえるホームは非常に少な
いのが現状です。
当初は自宅の近隣で探していましたが,思うようなホームが見つからず今は大阪市外
までエリアを広げており,今回のホーム見学に至りました。
少ないとはいえエリアを少し広げてもらえば24時間の看護体制が整ったホームは見つか
ります,しかし今回はこの条件に加えてご本人とご家族のこだわりがありました。
現在入院中の病院でもそうなのですが,ご本人は尿意・便意があります,したがって
その際にはナースコールによって意思表示をされ都度介助を受けながら排泄を行います。
しかし夜間であったり,場合によっては日中であっても人出不足を理由に介助をしても
らえないことがあるというのです。
言葉を発することができないご本人は,筆談でその辛さを家族に訴えかけるそうです
トイレに行きたいのに介助してもらえないがために,オムツにせざるを得ない辛さを
家族の方から涙ながらに伺いました。
想像に堪えません,もし自分の両親が,もしくは将来自分がこの様な状態になったとき。
とにかく徹底的に確認をしました,「日中も夜間にもかかわらず排せつ介助をもれなく
提供してくれますか?」
驚くことに「約束はできません,特に夜間は」これが多くのホームからの回答です。
幸いなことに,今週末に見学したあるホームからは約束を得られました,このホームは
リハビリも充実していることからも当日の仮契約に至りました。
当然ながら我々は入居後もモニタリングを続けます,本当にご家族が望む介護が提供さ
れているのか,このホームに入って良かったと思っていただけることを祈っています。
大阪市の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
大阪老人ホーム・介護施設紹介センター
0120-788-334
shoukai.center@gmail.com